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補償導線は比較的低温の状態にて熱電対と良く似た熱起電力を発生する特性を持った特殊な電線で、温度測定のおり熱電対端子付近と測温計器間の温度差によって発生する測温誤差を補償するために熱電対につないで用いる特殊な導線です。
補償導線は現在、製鉄、電力、石油化学、機械、電気工業、ＩＴ関連、ごみ焼却場等のあらゆる測温を必要とする各分野で幅広く使用されております。また最近の計器の集中管理、コンピューター化、及びシース熱電対の使用等による計測技術の進歩に応じてますますその精度の向上と軽量化が要求されております。そのために熱電対線に絶縁被覆をおこない、精密かつ簡易に使用される場合も多くなり、当社におきましても被覆熱電対線製品として補償導線と共に永年の経験にもとずきまして、多種多用の品種を厳密な品質管理のもと制作しております。
また集中管理の制御のおりの各種
多対制御ケーブルの受注生産および各需要家様のご要望に応じましてＪＩＳ規格製品以外の特種仕様の設計制作も承っております。 |
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